Grand-Frontend-Osaka 2015 Summer

8月22日(土)にグランフロント大阪で開催された「Grand-Frontend-Osaka 2015 Summer」に参加してきた。「関西フロントエンドUG」というコミュニティが主催で、登壇者含めて個人的に普段あまり関わりがないような人たちだったということと、関西にどんなフロントエンドエンジニアがいるのか前から興味があったので申し込んだ。

当日の会場の様子はハッシュタグ「#frontkansai」から。各セッションごとのスライドはハッシュタグから拾えるが、以下にまとめておく。

これらセッションの中では特に「PostCSSとは何か」は、PostCSSのことがとてもよくまとまっていてわかりやすかった。プラグインも手軽に作れそうで、やってみようかという気になっている。

全体を通しては「上級者へのステップアップを目指すフロントエンド中級者を対象とした技術やツール・Tipsの紹介」といった印象を受けた。あえて背伸びをさせることでスキルの向上を促進するようなスタイルのセミナーは全然アリだと思うし、セミナー後の懇親会でも色んな技術を持ったエンジニアと話ができてとても楽しかった。

一方で、このイベントのコンセプトや対象者といったことが申し込みページに特に明記されていなかったことから、一部のガチ勢を除けば、終始「何を言っているのかさっぱりわからない」という参加者もいたかもしれない。セッションの順番や最低でも1つデモを用意するなど、これだけの参加者を集めるのであれば、もう少し何かしらのフォローがあっても良かったかなと感じた。

(この辺は運営サイドの判断もあったと思うので、一概にこうすべきというのではないが、まあひとつの感想として)

あとツッコミばかりになってしまうが、アンケートが無かったのはもったいないと思った。運営側としては、アンケートを通じてハッシュタグに乗らない意見や感想をきちんと吸い上げて分析し、次回以降のイベントに活かすようにしたいところ。

(アンケートは紙で用意できるとベストだが、難しければGoogleドキュメントでフォームを作るのが一番手軽で、回答結果がスプレッドシートに貯まるので後で確認しやすかったりする)

とまあ偉そうなことを言ってみたけれど、規模関係なくイベントを主催するって本当に大変です。時間もHPもMPも心もものすごい削られるわけで。今回のイベントはその辺のやり方も含めて個人的にもすごく学びのあったイベントだったし参加してよかったと思った。

次回は来年の2月頃に300人規模の一大カンファレンスを計画しているそうなので、今からとても楽しみだ。関係者のみなさん、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。